つみたてNISAって何?投資信託初心者向け つみたてNISA解説
こんにちは!アラサー独身OLももです。
つみたてNISA、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実は私もなんとなくお得だということを聞きつみたてNISAをやっています!
が、しかし。恥ずかしながらつみたてNISAの概要や仕組みを全く理解しておりません。
そこで今回はつみたてNISAについて調べたのでブログにまとめたいと思います。
1.そもそもつみたてNISAって何?
つみたてNISAとは2018年にスタートした少額からの長期、積み立て、分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期、積み立て、分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
・投資信託:投資家から集めたお金を一つ大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資、運用する商品。その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。集めた資金をどのような対象に投資するかは投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
・上場投資信託(ETF):投資信託は非上場企業に対し上場投資信託は名前の通り上場企業を対象としています。ちなみに、上場投資信託の場合は売買手数料なるものがかかります。
2.つみたてNISAの概要
■利用できる人は?
→日本に在住の20歳以上の方
ただしつみたてNISAと一般NISAはどちらか一方を選択して利用可能
※つみたてNISAと一般NISAの違いは?
一般NISAとは2014年にスタートした少額からの投資を行うための非課税制度。
非課税投資枠が新規投資額で毎年120万円が上限、(非課税投資枠は最大600万円)
非課税期間:最長5年間
投資可能期間:2014年~2023年
つまり一般NISAはつみたてNISAと比べ高額の投資を短期間で行うNISA!
■非課税対象は?
→一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益
■口座開設可能数は?
→1人1口座
※つみたてNISAの口座は1年に1口座しか開けません。
そのため地元の銀行でNISAの口座を開いてみたら取り扱い商品が少ないなんてことも…
100本以上の商品を取り扱っているのはSBI証券、楽天証券、松井証券等の大手ネットの証券5社のみです。
課税口座同士では「口座移管」といって保有している投資信託を移動させることができるが、非課税のつみたてNISA口座には移すことができないので口座開設はよく考える必要があります!
■非課税投資枠は?
→新規投資額で毎年40万円が上限(非課税投資枠は20年間で最大800万円!)
■非課税期間は?
→最長20年間
ちなみに20年経過した場合の方法は以下の方法があります。
・課税口座で引き続き運用する
・売却して現金にする
・再度つみたてNISAの枠を開設する。
■投資可能期間は?
→2018年から2037年
■投資対象商品
つみたてNISAの対象となる投資信託は安定的な資産形成を目指す長期・積み立て・分散投資に適した商品となるよう、販売手数料が0円(ノーロード)で信託報酬も低い商品であること、
頻繁に分配金は支払われない商品などの法令上の条件が設けられています!
また、投資信託は運用期間中に信託報酬という手数料がかかります。
しかしつみたてNISAの商品は信託報酬率1.5%以下に限定されています。
おすすめの銘柄等は別の記事でまとめたいと思います!
3.つみたてNISAの特徴
なんといっても一番の特徴は投資信託の運用利益が非課税!
■そもそも投資にかかる税金とは?
税金といえば一番に消費税が思い浮かぶのはではないでしょうか?
しかし株式の売買で消費税はかかりません。
投資を通じて利益が出たり、上場株式の配当金が支払われたりする際には、その利益や配当金に所得税と住民税が課税されます。
所得税、復興特別所得是瑛に15.315%、住民税が5%、合計30.315%の税金が課せられるのです!!
こう考えると非課税で運用ができる、というのはかなりのメリットですね。
ちなみに、つみたてNISAは非課税なので20万円以上の利益がでてても基本的には確定申告の必要はありません。
4.つみたてNISAのメリットは?
投資でありながら非課税かつローリスクであることが最大のメリットではないでしょうか?
資産運用に興味はあるけど、株はよくわからないという方にぴったりだと思います。
ではなぜつみたてNISAがローリスクなのでしょうか?
つみたてNISAがローリスクな理由
その1:長期投資である
投資の一番のポイントは売買のタイミングであると思います。
しかし経済に詳しくない方は正直売買のタイミングがわからない...という方が多いのではないでしょうか?
つみたてNISAはその名の積立投資であり、あらかじめ決まった金額を続けて投資してくれます。価格が高いときは少なく購入できて価格が安いときは多く購入することができます。
その2:分散投資である
1つの資産だけに投資するよりも、投資信託を通して値動きの異なる複数の資産に分散投資を行うことで、価格の変動が小さくなり、リスクを軽減することが期待できます。
また、投資先の地域を分散することにより、より安定的に世界経済の成長の果実(利益)を得ることができます!
5.つみたてNISAのデメリットは?
やはり一番のデメリットは投資である以上元本割れの可能性があるということです。
また、リターンは少ないためつみたてNISAの利益のみで生計を立てるということはかなり困難であるかと思います。
6.まとめ
以上、つみたてNISAについてまとめてみました。
個人的にはリターンは少ないもののリスクも少ないので資産運用を行いたいけど自分一人で株式投資を行う自信はないという方におすすめかと思います。
すこしでもためになったらうれしいです。
以上、読んでいただきありがとうございました!